海中に漂う“胞子”を付着…アオサノリの種付け作業始まる 湾内の浅瀬に養殖網を5日間ほど 三重・紀北町
三重県紀北町で、アオサノリの種付け作業が始まっています。
紀北町矢口浦で始まった種付け作業は、矢口湾の浅瀬に養殖網を張り、海の中に漂うアオサノリの胞子を付着させていきます。
この日は朝早くから、地元漁協の職員らおよそ20人が浅瀬に打ち込まれた杭に長さ20メートル、幅1.3メートルほどの網を縛り付けて行きました。
張り巡らされた網は、アオサノリの胞子を5日ほど付着させた後、沖合いの養殖場に移され、順調に育てば年末から収穫作業が始まり、汁ものや佃煮として食卓に並びます。