11日未明、岐阜県警岐阜北警察署の留置場で、勾留されていた30代の男性が首を吊って自殺しているのが見つかりました。

 11日午前3時前、岐阜北警察署の留置場で、勾留中の30代の男性が首を吊って意識不明の状態になっているのを巡回していた署員が発見しました。

 男性は着ていたトレーナーとズボンを結び、トイレのドアにかけて首を吊っていて、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。

 警察によりますと、男性は窃盗と覚せい剤取締法違反の罪で逮捕・起訴されていて、これまでに遺書や自殺をほのめかす言動は確認されていないということです。

 岐阜県警は「留置施設内で自殺を図ったことは重く受け止めており、再発防止に向けて調査を徹底する」としています。

 発見のおよそ20分前、同じ署員が巡回した際には、部屋にあるトイレの個室で座っているのが確認されていました。