愛知県は中高一貫教育を巡り、2026年度にも不登校や外国にルーツがある生徒の可能性を引き出す学校などを追加で設置する方針を示しました。

 愛知県では、明和高校や津島高校など4校で2025年度から中高一貫校が開校することが決まっていますが、県の教育委員会は12日、翌年度に第2次導入として複数校追加する方針を示しました。

 先に開校する4校と同様に、探求学習を重視する中高一貫校を三河エリアを中心に数校設置するほか、不登校や外国にルーツがある生徒の可能性を引き出すことを目指す学校も導入する方針です。

 また、AIやデータサイエンスに興味がある生徒に向け、工科高校への併設も検討していて、県教委は設置する学校について11月中には候補を発表する予定です。