形が筆先に似ていることから名付けられた『筆柿』の出荷が、愛知県幸田町ではじまりました。

 愛知県幸田町では、隣接する西尾市と合わせて、62の農家が筆柿を栽培していて、全国シェアの95パーセントにあたる年間およそ400トンを出荷しています。

 初出荷の19日は、収穫された筆柿およそ8トンが農協の選果場に持ち込まれ、機械で選別したあと、次々に箱詰めされて行きました。

 今年は花が授粉する春先に晴天が続き、その後も天候が安定したため、甘くてジューシーな筆柿に仕上がったということです。

 収穫は10月まで続きます。