災害時に患者の受け入れ拠点などになる、名古屋市立大学病院の救急・災害医療センターの起工式が執り行われました。

 起工式は名市大の郡健二郎理事長らが出席して執り行われ、工事の安全と順調な進捗を祈願しました。

 名市大病院の敷地内に建てられる救急・災害医療センターは、地下1階・地上8階建てで屋上にヘリポートを備え、集中治療室のほか病床にも転用できる医師や看護師の実習スペースなどが設けられます。

 完成は2025年夏頃の予定で、センターの開設で名市大病院の救急患者の受け入れ能力は、現在の年間およそ6000人から1万人に増強されるということです。