名古屋市では10月12日、新たに10歳未満から90歳以上までの907人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 1週間前の5日は766人で、12日は141人上回っていますが、市の担当者は10日が祝日で11日の医療機関の報告数が少なく、12日に上乗せされたためで、新規感染者数が減る傾向に変わりはないとの見方を示しています。

 年代別では10歳未満が116人、10代が160人で最も多く、20代が128人、30代が141人、40代が132人、50代が112人、60代が50人、70代が31人、80代が22人で、90代が15人となっています。

 12日午前0時時点での自宅療養者数は2591人で、2884人だった7月1日以来103日ぶりに3000人を下回りました。

 市内のコロナ病床の使用率も18.3%まで下がりましたが、12日から病床のフェーズが引き下げられ病床数が640床から442床に減ることから、13日以降の使用率は一旦上がる見込みです。

 12日は高齢の感染者4人が亡くなったことも発表され、名古屋市の死者は1084人になりました。