20日、プロ野球のドラフト会議で、中日ドラゴンズが1位指名した沖縄大学の仲地礼亜(なかち・れいあ)投手(21)が取材に応じ、1位指名された心境について「素直にうれしい気持ちが大きい」と喜びを口にしました。

 沖縄県の大学からは、プロ野球史上初めてドラフト指名となったことについては、「自分が指名されたことで沖縄県に良い影響を与えられたのかなという風に思っています」と話しました。

 ドラゴンズの2軍キャンプが行われる沖縄県読谷村(よみたんそん)の出身で、少年野球では1軍のキャンプ地、北谷町(ちゃたんちょう)のチームにいたという仲地投手。

『ニュースONE』のスタジオにいた中日ドラゴンズのレジェンド投手、山本昌さんが中継で仲地投手に「ドラゴンズはすごく縁が深いですよね?」と聞かれると「そうですね。昔から結構見ていましたね」と答えました。

 ドラゴンズが事前に1位指名することを公表した際の気持ちについては、「信じられない気持ちが大きかった」と振り返りました。

 昌さんに、自分が自信のある「セールスポイント」について聞かれると…。

仲地投手:
「自分はやっぱり変化球が自信があるので、そこをまっすぐと組み合わせていくタイプだと思う」

 また、将来の目標については「先発で2桁勝利」をあげましたが、新人王獲得について昌さんが水を向けると、仲地投手は「一番近いのが新人王になってくると思うので、そこを目指して頑張りたい」意気込みを語りました。