日本人の健康観の変遷を浮世絵などで紹介する企画展が、愛知県安城市で開かれています。

 会場には、奈良時代に疫病除けに使わた人形や、江戸時代にベストセラーとなった健康指南書「養生訓(ようじょうくん)」といった古文書や浮世絵などの資料120点が展示されています。

 日本では「健康」という概念は明治以降に広がり、江戸時代までは健康法のような意味で「養生」が使われていて、江戸中期の随筆には徳川家康の養生に繋がる「食」の考え方が紹介されています。

 また江戸時代の浮世絵で、五臓六腑の役割をイラスト化して紹介し、暴飲暴食を戒めたものも展示されています。

 この展示会は安城市歴史博物館で、11月6日まで開かれています。