JR東海の上半期の決算が、3年ぶりに黒字となりました。

 JR東海の今年4月から9月までの連結決算は、売上高が前の年の同じ時期に比べ63.9%増えて6341億円で、純利益は969億円と3年ぶりに黒字に転じました。

 旅行需要の回復などもあり、去年に比べて東海道新幹線・在来線ともに好調で、運輸収入が85%あまり増加したことが主な要因ですが、純利益はコロナ禍前と比べると4割弱の回復となっています。

 通期の純利益の予想は、新型コロナの影響や燃料費の高騰などから先行きは不透明だとして、50億円下方修正し、1410億円としています。