岐阜市の「ぎふ信長まつり」に俳優の木村拓哉さんが織田信長役で出演し、沿道などには過去最多となる46万人が集まりました。

 快晴で迎えた、ぎふ信長まつりの騎馬武者行列当日。岐阜市中心部には朝早くから木村さんを待ちわびる長い行列ができました。

 岐阜女子大学の書道部は、木村さんのセリフを書いた作品を沿道のビルに掲げて歓迎します。

 韓国・ソウルの雑踏事故で警戒が高まる中、周辺には多くの警察官や警備員が配置されました。

 午後1時、騎馬武者行列がスタート。そして、午後1時20分ごろ、ついに織田信長役・袴姿の木村さんが登場、その第一声は…。

<木村拓哉さん>
「皆の者、出陣じゃ!」

 沿道には無数のカメラ、黄色い声援が…。

福井県から来た女性:
「ずっと後ろ姿だったんですけども、これ(マフラー)を振って、『木村さーん』(声かけたら)振り向いてくださって。人生最大の喜び」

岐阜市から来た男性」
「(抽選)で当たったので、ちょうど目の前で見ました。同じ人とは思えないくらいきれいな人でした」

 当初の計画では立ち入り禁止とするはずだった道路の西側も、観覧希望に当選しなかった多くの人が集まり、観客数は岐阜市の発表で1日としては過去最多の46万人となりました。