養殖場でアマゴの卵を採り人工授精する作業がピーク 受精した卵は約40日でふ化し稚魚を出荷へ 三重
三重県熊野市の養殖場で、アマゴの卵を採り人工授精する作業がピークを迎えています。
熊野市育生町の赤倉水産では、およそ1年半かけて育てた体長40センチほどのメスのアマゴから直径5ミリほどの卵を取り出し、オスの精子をかけて人工授精させる作業が進められています。
今年は台風や猛暑の影響も少なく、アマゴが順調に育ったということで、11月10日頃までにおよそ400匹のアマゴから80万個の卵を取り出す予定です。
受精した卵はおよそ40日でふ化し、生まれた稚魚は来年の春に放流用などとして出荷されます。