岐阜県では11月15日、新たに2551人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。4人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や各務原市などに住む0歳から90歳以上の2551人で、2000人を超えるのは9月13日以来、63日ぶりです。

 県は「11月に入って半月しか経っていないが、すでに2万人以上の感染者が出て、急激に増えている」とし、改めて基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

 新たなクラスターは7件公表され、飛騨市の養護老人ホームでは入所者や職員らあわせて19人に感染がわかっています。

 岐阜市の2つの医療機関と御嵩町のデイサービスでもそれぞれ6人に感染が判明し、クラスターとなっています。

 15日は大垣市の80代男性、可児市の80代男性、高山市の90代女性、笠松町の80代男性が亡くなったことも公表されました。4人はいずれも基礎疾患があり、ワクチンは接種済みで、入院・入所中の医療機関や施設で亡くなりました。

 県内の病床使用率は14日時点で35.4%、重症者は1人でした。