「FIFAワールドカップ」が20日、開幕し、23日の日本代表の初戦を前に、東海3県でも期待が高まっています。

 20日夜、華々しく開幕したFIFAワールドカップ。BTSのジョングクさんが公式ソングを熱唱するパフォーマンスを繰り広げました。

 名古屋では…。

(リポート)
「名古屋・栄のサッカーショップにやってきました。お店に入ってすぐの一番目立つ場所に、代表のユニフォームがずらりと並んでいます」

 この店では、10月中旬から今大会の公式グッズなどを揃えた特設コーナーを開設。特に注目を集めているのが、代表選手着用モデルのユニフォーム。

サッカーショップKAMO名古屋店の店長:
「本来は無地の状態で販売していて、ご希望があれば店内の圧着機でご希望の選手を加工する流れになっています」

 好きな選手の背番号と名前を入れることができ、背番号が発表された11月3日以降、問い合わせが急増。21日も作業に追われていました。

男性客:
「ユニフォームのマーキングをお願いしにきました。相馬(勇紀)選手が地元でドラミちゃんとして有名なので、活躍してもらえればなと」

 その相馬選手の背番号と名前は、入荷待ちの状態だそうです。

サッカーショップKAMO名古屋店の店長:
「ご当地・名古屋グランパスの相馬選手に関しては、今ご予約を受け付けています」

 日本代表戦の2戦目までに入荷できるよう、調整中だということです。多くのサッカーファンが、初戦に向けて気持ちを高めていました。

男性客:
「3勝、全部勝てると信じて応援するだけです」

男の子:
「勝っていい試合になってほしいなと思います」

サッカーショップKAMO名古屋店の店長:
「ベスト16の壁を突破してもらえるように、微力ながら盛り上げて応援していきたいなと思います」

 名古屋市中区にあるスポーツバー『Shooters』。23日に控える日本戦に向けて、パブリックビューイングの準備が進められていました。

 このスポーツバーでは今回、ワールドカップのために85インチのモニターを準備。ほかにも、各国の国旗がデザインされた瓶ビールを取りそろえたほか、キャンペーンも…。

Shootersの店長:
「瓶ビールは900円から今は550円になっていますので、みんなのためにね、楽しんでいただきたい」

 23日の日本戦はおよそ200人が予約し既に満席に。この店では応援中は原則マスク着用となっていて、感染対策をしながら楽しんでほしいと話していました。

Shootersの店長:
「やっぱり楽しみながら気を付けないといけないよね。ワールドカップは一番大きいイベントでみんな大好きだから、Shootersも楽しみです」

 パブリックビューイングは、今年4月に愛知県弥富市に移転した名古屋競馬場でも。日本代表の初陣となる強豪・ドイツとの一戦を楽しむことができます。

(リポート)
「この競馬場のどこで見られるかといいますと、パドック内の大型モニターです」

 予約不要の入場無料で、先着500人がパブリックビューイングに参加することができます。

愛知県競馬組合の担当者:
「これまで競馬にあまり興味のなかったお客さまにもせび競馬場に足を運んでいただいて、競馬場の施設を楽しんでいただけたらという思いもあって」

 新型コロナ対策として、手の消毒や検温などをおこないますが、競馬場ならではの注意点もあるそうで…。

愛知県競馬組合の担当者:
「こちらが厩舎地区になりまして、名古屋競馬に所属している競走馬の馬房がこちらになります。パブリックビューイングの時も鳴り物は禁止、大きな声での声援はご遠慮くださいという形でのご案内になっております」

 音に対してとても敏感だという競走馬。鳴り物などで馬がビックリしないための配慮だということです。

愛知県競馬組合の担当者:
「競馬場ならではのパブリックビューイングのスタイルということで、観客の皆さまで一体感を出した応援ができないか色々考えておりますので、そのあたりを楽しみにしていただけたらと思っております」