岐阜県では11月22日、新たに3030人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。5人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳から90歳以上の3030人です。1日の新規感染者数が3000人を超えたのは9月6日の3214人以来、77日ぶりです。

 新たなクラスターは10件公表され、中津川市の高齢者福祉施設では入所者や職員などあわせて15人に感染がわかりました。

 本巣市の高齢者福祉施設でも、利用者7人と職員7人の14人に感染が確認されています。

 22日は岐阜市の60代男性、本巣市の80代男性、各務原市の90代女性、羽島市の80代女性、大垣市の90代女性の5人が亡くなったことも発表されました。

 5人はいずれも基礎疾患があり、本巣市の80代男性は自宅で体調不良になり、救急搬送され、搬送先の病院の検査で陽性がわかりました。

 ほかの4人は感染が確認され、病院や施設で療養していたということです。亡くなった人は累計で671人になりました。

 県内の病床使用率は21日時点で40.0%、重症者はゼロです。