三重県熊野市の大森神社で23日、鎌倉時代から800年以上続くとされる「どぶろく祭り」が開かれました。

 毎年11月23日に行われるこの祭りでは、五穀豊穣を祈願して氏子らが新米で醸造した「どぶろく」が奉納され、今年は1カ月ほどかけておよそ70リットルがつくられ、やや甘口でさっぱりとした味に仕上がったということです。

 伝統のある神事は厳かに執り行われましたが、参拝客への振る舞いは新型コロナの影響で3年連続で中止となりました。