12月1日に行われたドラゴンズ新入団選手の記者会見で、立浪監督は1年目からチャレンジを!」とエールを送りました。

 名古屋市内で行われた入団会見には、立浪監督と新人選手10人が出席しました。今回のドラフトは100点だったと語る立浪監督は、選手たちに対して…。

立浪監督:
「私が伝えたことは、1年目からとにかくチャレンジしてくださいと、思い切ってやってくださいと。近い将来、ファンの皆さんに本当に喜んでもらえる愛されるような選手を目指して、やっていただきたいと思っております」

 ドラフト1位、仲地礼亜投手の背番号は「31」。仲地投手の出身地は、ドラゴンズの2軍キャンプ地の沖縄・読谷村です。

仲地投手:
「今までも自分は近くで中日ドラゴンズさんを感じていたので、そのユニホームに袖を通せてとても光栄なことだなと思います。自分は変化球が持ち味だと思っているので、一番得意な球は縦に落ちるスライダーです」

 そんな仲地投手のスライダーについて、立浪監督も…。

立浪監督:
「プロでも通用するようなスライダー、このボールはもう本当に一級品じゃないかなという印象は受けています。今ドラゴンズには若い高橋宏斗であったり、そういったエース候補のピッチャーがいますけど、そういうピッチャーと争いながら、二人が揃って大きくなってもらいたいなという夢はあります」

 ドラフト2位は、走攻守三拍子揃った明治大学の村松開人選手。大学の先輩で、楽天に移籍する阿部寿樹選手がつけていた背番号「5」を引き継ぎます。

村松選手:
「阿部さんの後釜として活躍できるようにプレーしたいなと思います。まずは開幕スタメンで出ることと、1年目から立浪監督もとられていたゴールデングラブ賞を取れればいいかなと思っています」

 育成2位、秋田県の高校生・野中天翔投手は、初めて名古屋に来たということで…。

野中投手:
「新幹線を降りて、まず外への出方が分からなかった。なんか迷子になったというか、迷子になりそうでした」

 と、ほっこりするエピソードを披露しました。