12月1日、中日ドラゴンズ新入団選手の記者会見が行われました。

 今回のドラフトの特徴は4人の内野手を指名したことです。その中で注目は、ドラフト6位・亜細亜大学の田中幹也内野手です。

 潰瘍性大腸炎という国指定の難病を乗り越えてプロ入り。1試合6盗塁という記録を持ち、愛称は「忍者」。あのアライバコンビ、荒木選手の「2」番をつけることになりました。

田中選手:
「自分は小さい頃から荒木さんや井端さんを見てきて、こうして縁があって荒木さんと同じ2番をつけさせていただけるので、それを越していけるような選手になりたいです。本当に病気で苦しんでいる方はたくさんいると思うので、自分が勇気づけられるようにしていきたいです」

立浪監督:
「一言で本当に良い選手だと思います。ドラゴンズのこれからの雰囲気を変えてくれる選手じゃないかなと期待しながら。彼の元気ですよね、素晴らしい部分があるので、今のままドラゴンズに入ってもプレーしてもらいたいなと思っています」

 ドラゴンズはシーズンオフに、阿部選手・京田選手とレギュラークラスの選手2人をトレードで出しました。来年の開幕戦は、田中選手がルーキーでセカンドスタメンもあるかもしれません。