三重県熊野市で4日、景勝地を駆け抜ける「熊野古道トレイルランニングレース」が行われました。

 レースには全国からおよそ700人が参加。午前6時にスタートし、ヘッドライトを照らしながら丸山千枚田などを駆け抜けました。

 ヒノキ美林が広がる熊野古道には沢や滑りやすいポイントなどもあり、ランナーは慎重に進んでいました。

 そして標高645メートルのツエノ峰を駆け上がると、目の前に広がるのは息をのむほどの美しい雲海。足を止めて撮影する姿も見られました。

参加者:
「最高です。曇り予報だったけど、こんなに晴れて最高の雲海が見られました。最高に気持ちいい」

 レースは10キロ、30キロ、50キロの3つのコースで競われ、思い思いのペースでゴールを目指しました。