2022年8月、名古屋高速で大型バスが横転・炎上し、9人が死傷した事故で、バスの運行会社が運転手に国の基準を超える長時間労働をさせていたなどとして行政処分を受けました。

 名古屋市北区の名古屋高速・小牧線では、2022年8月、県営名古屋空港に向かっていたあおい交通の路線バスが横転して炎上し、運転手ら2人が死亡、7人がケガをしました。

 中部運輸局によりますと、あおい交通は事故を起こした運転手を含む複数の運転手に国が基準で定める1日16時間を超える長時間労働をさせていたということです。

 また、バスに乗客がいない際に、2つの停留所に行かずに運行を打ち切っていたこともわかりました。

 中部運輸局はあおい交通に対し、バス2台をそれぞれ20日間の使用停止処分としました。