インフルエンザの感染が、子供たちの間でも広がっています。

 東海3県の公立小中学校の学級閉鎖数は、愛知県が16日時点で、小中学校あわせて学年閉鎖が2校、学級閉鎖が10校ありました。

 岐阜県は17日時点で、小中学校で学級閉鎖が2校あります。

 三重県は16日時点で学校閉鎖が1校、学年閉鎖が1校、学級閉鎖が2校あり、各県で感染予防が呼びかけられています。

 インフルエンザワクチンを今後接種することの効果について、岩尾こどもクリニックの岩尾篤院長は「まだ遅くないかな」と話しています。

 年末までに接種しておくことが望ましかったものの、全く効果がないわけではないので「接種しても悪くない」とのことです。

 ただ、ワクチンを打っても免疫力が高まるまでには2週間ほどかかるため、今からできるインフルエンザの最大の予防策としては、手洗いやマスクといった「従来通りの対策をするしかない」としています。

【動画で見る】今から出来る“最大の予防”とは…インフルエンザが子供達の間でも猛威 医師「従来通りの感染対策を」