
観客らが粉を浴びて真っ白になることで知られる奇祭「豊橋鬼祭」が、10日から始まりました。
愛知県豊橋市の安久美神戸神明社で1000年以上続くと言われる鬼祭は、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。10日はあいにくの雨模様となりましたが、子供たちが演奏する笛や太鼓の音色に合わせ、青鬼の舞が披露されました。
厄除けのタンキリ飴が撒かれると、訪れた人が両手いっぱいになるまで拾い集めていました。
鬼祭は新型コロナの影響で関係者のみでの開催が続いていましたが、3年ぶりに観客を入れての開催となりました。
鬼祭は11日も開かれ、観客らが白い粉を浴びながらタンキリ飴を取り合う「赤鬼と天狗のからかい」が行われます。
【動画で見る】観客らが粉で真っ白になる奇祭…1000年以上続くとされる「豊橋鬼祭」始まる 3年ぶりに観客入れて開催