愛知県では2月17日、新たに1013人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。新規感染者数は減少傾向が続いていて、2月27日からコロナの確保病床が減ることになりました。

 17日の新規感染者数は10日より784人少なく、31日続けて1週間前の人数を下回りました。

 自治体別では名古屋市が261人、岡崎市が64人、豊田市が60人、一宮市が58人、豊橋市が51人、安城市が38人、西尾市が24人などとなっています。

 稲沢市や犬山市などの3つの高齢者施設で新たなクラスターが確認されました。

 名古屋市で3人、一宮市で2人など、県内で合わせて14人が亡くなったことも発表されています。

 大村知事は17日の会見で、新規感染者数は減少傾向にあり、入院患者数の7日間平均が基準とする638人を下回ったとして、2月27日から確保病床のフェーズを1段階引き下げ「フェーズ1」とすると発表しました。

 フェーズ1への引き下げによって、コロナの確保病床数は1690床から1154床に減ります。

 16日時点の自宅療養者は8943人、コロナ病床の使用率は31.3%、重症者は15人です。