愛知県教育委員会は6日、2025年度から中高一貫となる県立高校4校で、給食を試験導入する方針を示しました。

 6日、愛知県議会本会議の一般質問で、県立の全日制高校での給食の導入について問われた飯田靖教育長は、2025年度から中学校が併設され中高一貫になる高校4校で、希望者する生徒を対象に試験的に導入する方針を示しました。

 現在、県立の全日制高校では給食はなく、生徒が弁当を持参していますが、共働き家庭の増加などで各家庭の負担が大きくなっていることが課題となっていました。

 県教委は今後、給食センターや民間の事業者からの供給体制を調整するとともに、試験導入で好評だった場合は他の県立高校にも対象を広げる方針です。

【動画で見る】各家庭の負担低減図る…愛知県の県立高校で『給食』試験導入へ 2025年度から中高一貫となる4校