侍ジャパンでも活躍する村上宗隆選手モデルのバットが、4月から岐阜県養老町のふるさと納税の返礼品になります。

 16日のWBC準々決勝で待望のタイムリーを放ち、復活の兆しを見せた村上宗隆選手。

村上宗隆選手:
「(今まで)チャンスで回ってきて打てずに残塁がすごく多かったんですけど、なんとか初めてタイムリーが出てすごく良かったなと思います」

 村上選手のバットを製造する岐阜県養老町にある工場。生産や管理を担当する谷口さんが喜びを見せました。

ミズノテクニクス・バット生産管理の谷口さん:
「しばらく苦労されていたので。ツーベース2本ですね、見ていてとても興奮しました」

 村上選手のバットの特徴は、長距離バッターとしては短めの長さ85センチ。ヘッド部分もくりぬいてあるため振り抜きやすく、操作性も上がると言います。

 村上選手モデルのバットが『養老町のふるさと納税の返礼品』になることが決まりました。

 今回の返礼品は、素材や重さは本物とほとんど同じ、実際に硬球の試合でも使えるバットで、グリップの端には養老町の町章が刻まれています。

谷口さん:
「大学生の方であったり、小さなお子さんの手元に1本持っていただいて、将来これを振り回せるようなバッターになるんだよと、そういうふうに使ってもらえたら」

 養老町役場の担当者は…。

養老町ふるさと納税担当:
「WBCとか野球が盛り上がっている中で、このふるさと納税の返礼品を通じて、多くの方に届けられたらいいかなと思っています」

 寄付金11万円の返礼品で、4月上旬から受け付けるということです。

【動画で見る】WBCで初の適時打…“復活”した村上宗隆モデルのバット『ふるさと納税の返礼品』に 気になる寄付金額は