名古屋市瑞穂区で、修了式から下校中の小学生2人が車にはねられ死傷した事故から1年が経ち、事故があった現場では警察官らが児童の下校を見守りました。

 名古屋市瑞穂区の弥富小学校の通学路では1年前、修了式を終えた女子児童2人が赤信号無視の車にはねられ、1人が死亡、1人が大ケガをしました。

 事故から1年が経ち、24日は警察官や地域の人が現場の横断歩道で下校する児童を見守り、事故があった午前11時には亡くなった女の子に黙とうを捧げました。

 現場の横断歩道は現在、ドライバーが気付きやすいよう緑に塗られていて、亡くなった児童の父親は、「子供たちの『行ってきます』『ただいま』が心地よく響く社会がいつまでも続くことを願っています」と心境を綴っています。