山本昌&山崎武司の「やまやまコンビ」がトークを繰り広げる東海テレビの配信コンテンツ『やまやま話』。今回はNPB史上に残る歴史的決戦など、印象深い「ナゴヤ球場」での思い出を語ります。

 まずは「10.8決戦」で知られる1994年10月8日のジャイアンツとの一戦。直接対決を制した方がリーグ優勝を果たす局面で、勢いに乗っていたドラゴンズがまさかの敗北を喫した瞬間を振り返り、山崎さんは「呆然だったんですよね、みんな言葉が出なかった」とコメント。

 試合前から感じた観客席の異様な空気感や、試合後に当時監督だった高木守道さんが昌さんにもらした「ある一言」などの裏話も披露しました。

 そして10.8決戦の再来ともいわれる、ナゴヤ球場最終戦となった1996年10月6日ジャイアンツ戦の思い出も。悔しい負けの後で当時の監督である星野仙一さんが放った会場を沸かせた一言を振り返った2人は「あのへんがやっぱり星野仙一なんだよね」「さすがだわ」と感嘆していました。

 山崎さんがある試合で「生卵を投げつけられまくった」という話や、球場に棲みつくコウモリ、客席のあちこちで起こるケンカ騒ぎなど、今では考えられないエピソードでいっぱいのナゴヤ球場。しかし山崎さんは「あの球場がなければ僕らは育ってない」と語り、昌さんも「そんな中で良く頑張ったよ。僕らにとっては思い出の球場」と締めくくっていました。


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