三重県紀北町で、夏に旬を迎える岩ガキの出荷が最盛期を迎えています。

 身がぎっしり詰まった「岩ガキ」。紀北町の名倉湾では、波の穏やかな入り江を活かして岩ガキの養殖が行われていて、水産会社の人たちは養殖イカダで1年半から2年半ほど育てた岩ガキを次々と水揚げしていました。

 夏場に旬を迎える岩ガキは、冬に獲れる「真ガキ」よりも大きく、濃厚でクリーミーな味わいから「海のチーズ」とも呼ばれていて、2023年は例年よりも身入りが良く、美味しいカキに仕上がっているということです。

保紀丸水産の東代表:
「今までにないような(良い)出来です。数的に多いし、中身も良いし」

 出荷作業は8月末まで行われます。