
三重県松阪市で、マイナンバーカードを「別人の顔写真」で交付するミスあったことがわかりました。
松阪市によりますと、2023年2月、70歳の男性とその妻が松阪市内の窓口でマイナンバーカードを申請しました。
市の委託業者がカード用の写真をその場で撮影し、3月に男性にカードが交付されましたが、男性から「別人の顔写真でカードが送られてきた」などと相談があったということです。
松阪市は6月1日に会見を開き、当日同じカメラで撮影したデータの一部が破損してしまい、残っていた写真の中から委託業者の記憶をもとに男性とみられる写真を選んだことが、取り違えの原因だったと説明しました。
松阪市は5月8日に男性に謝罪し、すでに男性本人の顔写真でカードを発行したとしています。
【動画で見る】撮影データ破損し“記憶”で写真選ぶ…マイナンバーカードを『別人の顔写真』で交付 本人から相談あり発覚