将棋の藤井聡太七冠は棋聖戦の第2局で挑戦者の佐々木大地七段に敗れ、シリーズ1勝1敗のタイとなりました。

 兵庫県の淡路島で行われた棋聖戦五番勝負の第2局。4連覇を目指す藤井聡太七冠に対して、挑戦者の佐々木大地七段は得意戦法の「相掛かり」でリードを奪います。

 終盤は藤井七冠が猛追し形勢は二転三転しましたが、佐々木七段が寄せ切って111手で勝利しました。

藤井七冠:
「最後の最後だけ一瞬良くなった所はあったかなと思うんですけど、この次でもっと競り合いにできるように頑張りたい」

佐々木七段:
「結果の部分で恩返ししたいなというのがあるので、まずは1つ勝てて、次につなげられたのは良かった」

 1勝1敗のタイとなった棋聖戦。第3局は7月3日、静岡県沼津市で指されます。

【動画で見る】1勝1敗のタイに…棋聖戦第2局 藤井七冠が挑戦者・佐々木七段に敗れる「次でもっと競り合いにできるように」