22年4月に戦火を逃れ来日…大相撲名古屋場所の新弟子検査にウクライナ出身の19歳 新十両・獅司に続くか
7月9日から始まる大相撲名古屋場所を前に3日、恒例の新弟子検査が行われました。
4年ぶりに行われた名古屋場所前の新弟子検査は、ウクライナ出身の19歳、安治川部屋のダニーロ・ヤブグシシンさんが受検しました。
幼いころから、相撲や柔道、レスリングに取り組んでいたというヤブグシシンさんは、2022年4月に戦火を逃れて来日しました。
身長180センチ、体重125キロと体格基準をクリアしました。
ヤブグシシンさん:
「お兄さんだけウクライナにいます。お父さんとお母さんはドイツにいます。お父さんお母さんが日本に来て、みんなでおいしいごはんを食べたり、買い物したり(したい)」
今は家族と離れ離れですが、大相撲で活躍して両親を日本に招きたいという目標があるといいます。
新弟子検査の結果は初日の9日に発表され、合格すれば今場所新十両の獅司(26・雷部屋)に続く、2人目のウクライナ出身力士が誕生します。
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