岐阜県岐阜市在住の棋士・宮嶋健太三段が19日、四段昇段を決めました。新しいプロ棋士の誕生です。

 宮嶋三段は、19日に行われた第73回奨励会三段リーグ戦関西例会15、16回戦で、通算14勝2敗とし、2位以内を確定して四段昇段を決めました。

 宮嶋三段は岐阜市出身の24歳で、2011年8月、プロ棋士を目指す奨励会に入り、2019年に三段に昇格していました。

 6歳の時に祖父に教わったことがきっかけで将棋を始め、師匠は大野八一雄七段、得意な戦法は相掛かりだということです。

 プロ入りを決めたことについて宮嶋三段は「最終日の前に昇段できると思っておらず、実感が湧いていませんが、ただただ嬉しいです。これからも精進して参りますので、よろしくお願い致します」とコメントしています。

 四段昇段日は10月1日付です。

画像提供:日本将棋連盟