三重県熊野市では、特産の梅干しづくりが最盛期を迎えています。

 熊野市紀和町にある加工場では、収穫したウメの天日干しや漬け込み作業が進められています。

 作業では、約2カ月間塩漬けにしたウメを、農業用ハウスで3日ほど天日干しして水分を抜き、果肉を柔らかくしています。

 天日干ししたウメは、赤シソと一緒に漬け込み味をしみ込ませることで、果肉の厚いおいしい梅干しができあがります。

 2023年は日照時間に恵まれたため、例年よりひとまわり大きいウメが育ったということです。

 作業は10月末まで続きます。