名古屋市千種区の東山動植物園で多くのファンに愛されたコアラの「ココ」が、13日、天国に旅立ちました。

 13歳のココは、2012年に埼玉県の動物園から東山動植物園に来園しました。

 多くのファンに親しまれていましたが、2021年10月に左手首に腫瘍が確認され、治療のためバックヤードでの飼育が続いていました。

 2023年5月に症状が悪化し、12日からは食欲がなく木から落下する様子も確認されていて、13日朝に飼育員が寝室で死んでいるのを見つけたということです。死因は衰弱死でした。

 東山動植物園には、14日から献花台が設置されます。

※画像は名古屋市東山動植物園提供

【動画で見る】13日朝に飼育員が発見…名古屋・東山動植物園のコアラ「ココ」死ぬ 21年に腫瘍が確認され5月に症状悪化