先端がくるりと丸まる…三重県尾鷲市特産のトウガラシ『虎の尾』摘み取り作業進む 強い辛みと香りが特徴
三重県尾鷲市で、特産のトウガラシ「虎の尾」の摘み取り作業が進んでいます。
先端がくるりと丸まったトウガラシ。その形が虎の尻尾に似ていることから、虎の尾と名づけられたといわれています。
尾鷲市向井町のおわせむかい農園では、農家の人が朝早くから20センチ程に伸びた虎の尾をハサミで丁寧に摘み取っていました。
虎の尾は強い辛みと香りが特徴で、地元では古くからワサビの代わりに刺し身につけたり、丼物の薬味にしたりするなどして親しまれてきました。
2023年も例年通り風味の良い虎の尾に仕上がっているということで、収穫作業は11月末まで続きます。