愛知県豊橋市が進める新アリーナの建設計画をめぐり、計画に反対する市民グループが住民投票の実施を求めるため、2度目の署名活動を始めると発表しました。

 豊橋市の新アリーナ建設計画を巡っては、予定地の一部が県の「はん濫想定区域」に含まれることなどから、市民グループが反対。2023年2月に住民投票を実施するための条例の制定を請求しましたが、市議会で否決されました。

 その後、市は予定地をすぐ南側にある豊橋球場を移転させた跡地に変更するとしていました。

 市民グループは、豊橋球場の移転先が津波の「特定避難困難地域」であることなどから、計画の賛否を問う住民投票を実施するための条例制定を求めるため、再び署名活動を始めると発表しました。

 市民グループは署名活動を10月24日から始める予定だということです。