三重県が、奨学金を滞納している人やその連帯保証人の個人情報を、誤った住所に郵送したことがわかりました。

 三重県教育委員会によりますと、経済的な事情を抱える高校生に県が貸し出している奨学金を巡って、2023年9月25日、返済を促す「催告状」を連帯保証人に送る際、誤って11人分を間違った住所に郵送したということです。

 滞納者のリストから催告状を作る際に、職員がパソコンの操作を誤ったことが原因で、10月2日に送付したはずの催告状が郵便局から戻ってきたことでミスが発覚しました。

 催告状には、連帯保証人や奨学金を借りた人の名前のほか、滞納額などが書かれていますが、4日時点で5人分が回収できていないということです。

【動画で見る】返済促す催告状を…奨学金滞納者や連帯保証人の個人情報11人分誤送付 三重県の職員がPCの操作間違える