能登半島地震の被災地で避難所の運営などを支援するため、愛知県と名古屋市の職員が6日朝、石川県に出発しました。

 愛知県庁からは午前8時半ごろ、政策企画局などの職員30人が石川県志賀町に向けてバスで出発しました。

 14カ所の避難所で被災者と共に生活しながら、食料の配布などを支援したり、これまで対応に追われていた志賀町職員のバックアップにあたったりするということです。

愛知県政策企画局秘書課の松井慎一郎課長補佐:
「避難所の皆さんのために働く。助け合いは非常に大事ですし、やる気になると言いますか、頑張りたいと思います」

 期間は8日間で、その後も1週間交代で派遣を続ける予定です。

 名古屋市からは、避難所で出た生活ごみなどの回収のため、環境局の職員8人が石川県に向かいました。

 石川県では断水や停電で使用できない焼却炉も多く、2台の収集車で回収したごみを稼働している焼却炉まで運ぶということです。

名古屋市環境局作業課の野田慎清掃主事:
「被災した方々のお役に立てるようなことを、ゴミ収集だけに限らず、とにかくやれることをやるという、それだけですかね」

 6日に出発した職員は、1月11日まで活動する予定です。