厳しい冬を乗り越えてきた先人たちの工夫を紹介する展示会が、岐阜県高山市で開かれています。

 会場には、明治から昭和まで厳しい飛騨地方の冬を過ごすため実際に使われていた道具など、100点ほどが展示されています。

 暖房器具では、寝ている間に転がっても中の炭がこぼれない木製の「安全ごたつ」や、雪道を歩くのに欠かせない「ずんべ」というわら靴、「ぶくり」と呼ばれた下駄なども展示されています。

 この展示は「飛騨高山まちの博物館」で、3月24日まで開かれています。