3月18日に開幕するセンバツ高校野球の出場校が26日、発表されました。2024年から、東海地方の代表は2校から3校となりました。東海地方からは愛知県の「愛工大名電」と「豊川」、三重県の「宇治山田商業」が選ばれました。

 愛工大名電は、12年ぶり10回目の出場です。早速、出場を祝う懸垂幕がおろされました。

山口主将(2年):
「センバツでは守備力・走力をさらに強化して、甲子園優勝を目指して頑張っていきます」

 センバツでは2004年に準優勝、2005年には全国制覇していて、春に強い名電の復活を誓います。

 豊川高校の選手たちはグラウンドで胴上げしました。秋の東海大会で初優勝していて、注目は両親がロシア出身の強打者、モイセエフ・ニキータ選手です。

モイセエフ・ニキータ選手(2年):
「自分はフルスイングというところで、ホームランを打とうと意識している中で、ホームランの中に打率も残して、結果を残したいです。一戦一戦、目の前の出来が大切になっていくので、そこ(優勝)を見据えるのではなく、まず1戦目から目の前の敵に戦っていきたい」

 三重県の宇治山田商業は、“当落線上”とみられていましたが出場が決まり、監督もうれし泣きです。

村田治樹監督:
「出場できたら絶対勝とうなという話はしてきたので、必ず勝ちにいきたいと思います」

伊藤主将(2年):
「精神的にも体の技術的にももっとレベルアップして、目の前の一戦を全員で勝ちにいく」

 センバツ高校野球は3月18日に開幕します。

【動画で見る】東海地方の代表は2校から3校に…3/18開幕のセンバツ高校野球 愛工大名電・豊川・宇治山田商業が出場決める