
JR東海道線の踏切で車が雪で立ち往生し非常ボタンを押したにも関わらず、列車がそのまま通過していたことが分かりました。
東海地方で大雪となった1月24日の午後、岐阜県大垣市加賀野の踏切で乗用車が雪のため立ち往生し、非常停止ボタンが押されました。
しかし、下りの快速列車の男性運転士(39)が停止信号に気付くのが遅れ、時速およそ95キロで踏切を通過したということです。
列車と乗用車は接触せず、ケガ人はいませんでした。
運転士は聞き取りに対して「作業内容を書いたメモに気を取られ、気付くのが遅れた」と話していて、会社への報告もしていませんでした。
JR東海は「事態を重く受け止め、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。
【動画で見る】踏切で車が雪のため立ち往生…非常停止ボタン押されるも列車が時速約95kmで通過 運転士が気付くの遅れる