岐阜県と長野県にまたがる北アルプス涸沢岳で登山をしていた岐阜県の男女2人の行方が分からなくなっています。

 11日午後5時半ごろ、高山市奥飛騨温泉郷の涸沢岳を登っていた男性から「隣にテントを張っていた男女が夕方になっても帰ってこない」と高山警察署に通報がありました。

 警察が確認した登山届によると、行方不明になっているのは、10日に新穂高登山口から入山した、岐阜市の58歳の男性と各務原市の54歳の女性で、登山仲間だということです。

 2人は蒲田富士付近のテント場に1泊した後、11日早朝から涸沢岳へ出発しましたが、テントを残したまま戻ってきていないということです。

 警察は12日の捜索は打ち切り、13日も朝から捜索を再開する予定です。

【動画で見る】テントを残し戻らず…北アルプス涸沢岳で登山をしていた男女2人が11日から行方不明 13日朝から捜索再開