愛知県警は、「闇バイト」を募るSNSの投稿に自動で警告を促すシステムの運用を始めました。

 システムは愛知県警が東京のソフトウェア会社と共同で開発したもので、特殊詐欺の実行役などを募る闇バイトなどの文言が書かれたXの投稿を、自動で見つけ出します。

 警察官が確認して不適切と判断した投稿には、他のユーザーにもわかるように「犯罪行為をさせられます」などと書かれた警告文の画像を返信し、闇バイトへの応募を防ぐ狙いです。

 愛知県警ではこれまで、警察官が3人がかりで削除依頼などを行ってきましたが、システムの導入で作業速度が8倍以上になると見込んでいて、今後はインスタグラムやフェイスブックでの運用も目指しています。

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