
愛知県一宮市の「一宮栽松(さいしょう)幼稚園」など7つの幼稚園で、園児ら511人が食中毒の症状を訴え、保健所は弁当を提供している「尾張シルバー給食」を営業禁止処分としました。
一宮市によりますと2025年2月1日、一宮栽松幼稚園など市内2つの幼稚園から「職員に下痢や嘔吐などの症状がある」と連絡がありました。
その後の調査で、市内の業者「尾張シルバー給食」から弁当の提供を受けている市内7つの幼稚園で、園児や職員ら合わせて511人が症状を訴えていることがわかりました。いずれも軽症ですが、このうち園児2人が入院したということです。
調理の担当者らからノロウイルスが検出されたことなどから、保健所は1月29日以降につくられた弁当が原因の食中毒と断定し、業者を営業禁止処分としています。
【動画で見る】弁当を食べた幼稚園児など511人に食中毒症状 業者の調理担当からノロウイルスが検出され営業禁止処分に