労働団体・連合の芳野友子会長が2月14日、名古屋市内で会見し、2025年の春闘について、中小企業でも賃上げを求める考えを示しました。
 
 連合は今回の春闘で、基本給を上げるベースアップと定期昇給分であわせて5%以上、中小企業については6%以上の賃上げを求める方針を決めています。

 芳野会長は14日の会見で、中小・小規模事業者についても適正な価格転嫁などを行い、賃上げを求めていく考えを示しました。

連合 芳野友子会長:
「地方の中小・小規模事業者の賃上げがポイント。目標達成に向けて全力を尽くしてほしいと」

 また、中小企業などの持続的な賃上げのためには、2025年の通常国会で議論される予定の下請法の改正が必要だと主張しました。

【動画で見る】連合の芳野会長「今年の春闘は地方の中小・小規模事業者がポイント」適正な価格転嫁等により賃上げ求める考え