三重県桑名市の陵成(りょうせい)中学校で2025年3月12日、美術の授業で、教師が熱したスズをこぼし、生徒3人がやけどしました。

 教育委員会や学校によりますと3月12日、桑名市立陵成中学校の2年生の美術の授業中に、30代の女性教師が200度ほどに熱したスズをこぼし、近くにいた生徒11人の皮膚や制服にかかりました。

 置き物を作る授業で、女性教師が生徒の鋳型にスズを流し込むところでしたが、鍋の柄が緩んでいたため鍋がひっくり返り、スズが机にこぼれたとみられています。

 生徒のうち3人が足の甲や額に水ぶくれができるなどの軽いやけどをしていて、市教委は、市内の小中学校に備品の点検を指示しています。

【動画で見る】額などをやけどした生徒も…200度程に熱したスズを教師がこぼし11人にかかる 中学校で美術の授業中に鍋がひっくり返り