
愛知県では8月8日日曜日から「まん延防止等重点措置」が適用されます。重点措置エリアは、名古屋市・春日井市・江南市・大府市・尾張旭市・日進市・清須市・あま市・長久手市・東郷町・大治町・飛島村の12市町村です。
この12市町村では、飲食店に午後8時までの時短を要請したうえ、酒類の提供をしないよう要請されます。エリア外では営業は午後9時まで、酒の提供は感染対策をしている店に限られます。

今年も「我慢の夏休み」。愛知・岐阜・三重の3県ではいずれもお盆を含む夏休み期間中、県をまたぐ不要不急の移動自粛を呼びかけていて、帰省や旅行については「今一度慎重に考えてほしい」としています。
愛知県は、どうしても行く場合は旅先で感染しない、あるいは旅先で広めない対策の徹底や、事前のPCR検査なども活用してほしいとしています。
また名古屋市も、家族以外との会食は控えるよう呼びかけています。
飲食店「またまた振り出しに…」今回のまん延防止措置は“酒類提供禁止” 愛知も12市町村対象に8日から

岐阜県は、長時間の飲酒につながるバーベキューによる感染拡大を防ぐため、河川敷に入る道路を閉鎖し、自治体が管理する78のバーベキュー設備も利用休止とします。
三重県は6日、県独自の緊急警戒宣言を発表しました。その中で、屋外のキャンプなども含め、大人数・長時間での飲食をしないよう求めています。

愛知県の大村知事は、県独自の緊急事態宣言を出した去年のお盆はある程度感染を抑え込めたと振り返りましたが、今年は感染力の強いデルタ株が広がりより厳しい状況にあるとして、対策の徹底を呼びかけています。