
愛知県の公立高校入試の仕組みが、現在の中学2年生が受験する2023年の春から大きく変わることになります。
1つ目が試験の回数。愛知県の入試では2校を受験することができ、これまではそれぞれの学校で試験を受け、合否を判定していました。それが2023年からは、1回の共通試験の結果で受験する2校の合否判定を行うことになります。
そして2つ目がマークシート方式になることです。新しい仕組みでは、出願した2校のうち第一志望校で共通試験を受け、その採点結果で第二志望校の合否も判定することになります。
そこで「採点基準のばらつき」が懸念されることから、公平性が担保できるマークシート方式への変更となりました。

県教育委員会の担当者は「例年より教員への説明会の回数を増やし制度を周知させていきたい」と話していました。
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