現在、世界27の国と地域で感染が確認されている新型コロナ・オミクロン株ですが、日本国内では2人の感染者が確認されていて、濃厚接触者として新たに12月2日、三重県で3人の発表がありました。

 これでオミクロン株感染者の濃厚接触者は、東海3県で合わせて6人になりました。内訳は愛知で1人、岐阜で2人、三重で3人です。

 いずれも性別・年齢などは明らかにされていませんが、6人全てがこれまで国内で感染が確認されているナミビアとペルーから入国した2人の感染者が搭乗していた飛行機に乗っていたため、濃厚接触者となりました。

 このうち新たに三重で発表された3人は、11月27日に成田空港へ到着し、空港内での検査では3人とも陰性でした。

 3人はその後、三重には戻らず都内の宿泊施設に滞在し、2週間にわたる経過観察中だということです。

 12月1日に愛知県で発表された1人は、成田空港での検査で陰性だったため11月29日に愛知の自宅に戻りましたが、30日に濃厚接触者と認定され、現在は宿泊療養者施設に入所しています。

「今は過剰に心配せず基本の徹底を」藤田医科大学病院・岩田副院長に聞いた“オミクロン株”と“3回目接種”

 岐阜県で発表された2人のうち1人は、空港内の検査で陰性で、現在は成田空港近くの宿泊療養施設にいるということです。


 もう1人も空港内での検査は陰性です。検疫の待機施設に滞在後、12月1日に車で岐阜県の自宅に戻ったということですが、現在は県内の宿泊療養施設に入っているということです。