新型コロナワクチンの副反応とみられる症状で、患者が悩んでいる症状について名古屋市中区の「柊みみはなのどクリニック」の内藤医師に聞きました。

 まず「倦怠感」「頭痛」「接種部位の痛み」などがずっと続く状態で、稀に「嗅覚・味覚障害」が続くと訴える人もいるということです。

 また、皮膚科を受診する患者で特徴的なのが、「蕁麻疹」や「脱毛」で悩んでいる人がいると説明しています。

 名古屋市が設置している電話の相談窓口では、受診ができる市内の90以上の協力医療機関などを案内してもらえます。対象となるのは、副反応などの症状が約2週間以上続いている人です。

<番号>
090-1886-6370
090-1886-6380
(午前9時~午後5時 土日・祝日除く)

 また、愛知県は副反応とみられる症状で治療を受けた県民に対し、独自に見舞金を支給するとしています。

 対象は去年2月以降にワクチンを接種した人で、副反応などの症状で支払った治療費の2分の1相当が支給されます。

蕁麻疹や脱毛も…ワクチン接種後に出る“副反応とみられる症状” 医師「出て1か月過ぎたら早めに受診を」

 大村知事は「安心して接種を受けられる環境を整えることで接種を加速させたい」としています。