13日からサポカー限定免許の運用が始まりました。自動ブレーキなどの安全装置を搭載した車だけを運転できます。

 具体的には、レーダーで歩行者などを検知して警報や自動ブレーキが作動する機能や、ブレーキとアクセルを踏み間違えた時に加速を抑える機能がこれにあたり、国の認定を受けたものになります。

 13日の時点では、国内のメーカーがすでに販売している普通自動車と軽自動車の計122車種が対象となっていて、今後も増える見通しです。

 新車だけでなく、要件を満たした中古車も対象となります。

 切り替えは普通免許のみが可能で、申請すれば限定免許になり、運転免許試験場などで申請できます。

 このほかにも13日施行の改正道路交通法では、75歳以上で免許更新を迎えた人のうち一定の違反をした人には、更新の際に実車による試験が義務づけられ、合格できなければ更新できずに失効する制度も導入されます。

 試験が必要な人には事前に通知が届きます。有効期限前6か月の間に受験でき、回数に制限はないということです。

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